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2020/07/27
大工さんの手で墨付けから加工までを行いました!
こんにちは(^^)
現在、A様邸で増改築工事を行っています。
その中で、今ではなかなか見ることのできない工程をご紹介します。
通常、新築の場合は、柱や梁などの部材はすべて
工場でコンピュータに打ち込んで、機械が加工したものを使っています。
今回は数坪の増改築ですので、
大工さんの手によって墨付けから加工までを行い、
部材を準備しました。
弊社専属の金森大工さんです。
墨付けとは、木造部材に継手や加工の仕口などの寸法を
曲尺を使って線引きすることです。
この工程、なかなか最近では見ることはできません。
最近の若い大工さんには、経験する機会が少なく、
できない大工さんが多いとのことです。
昔の大工さんは、すべて手作業で柱や梁などを計算し、
自分たちで納入していたそうです。ほんとうにすごいですね!
大工さんのメモ書きです。
必要な部材を書き出して、抜かりのないようにしています。