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2018/10/26
高断熱・高気密の住宅のメリット
以前ご紹介したブログ「部屋の温度差を少なくして、健康快適に」では、
家を「高断熱・高気密」にすることで、
家の温度差が少なくなり快適性が向上することをお話しました。
実はそれ以外にも、「高断熱・高気密」には、たくさんのメリットがあります。
今回は、それらをご紹介します。
1.省エネだから冷暖房費が安く
外の気温の変化に大きく左右されることなく、室内を適度な温度にコントロールできます。
そのため、夏は冷房を抑え、冬は暖房の稼働率を軽減することができます。
断熱性能が低い住宅に比べ、高断熱化住宅では年間の冷暖房費を
約1/3以下に抑えることができます。
2. 遮音性と静粛性にもすぐれる
高度な気密性によって、外部への音漏れを防ぎ、家族との会話も楽しめます。
それと同時に、車の騒音や通りの声、雨音など外部から聞こえる音も遮断します。
静音性にもすぐれています。
3.家族がより健康に
季節を問わず家中どこでも温度差の少ない「温度のバリアフリー」が実現することで、
ヒートショック」が発生するリスクを減らします。
また冬の寒さで免疫力が下がりやすくなることを抑え、夏の熱中症予防にも役立ちます。
4.家が長持ち
「結露」は、カビやシミの原因となったり、家の柱や土台を腐らせたりします。
断熱・気密化した住まいは室内温度のムラが小さく、換気も効果的に行われるため、
結露が生じにくいです。これにより住まい自体の耐久性も高めることができます。
※ 高気密・高断熱の家を作る際には、空気の通り道を考えることが
今まで以上に重要になってきます。
そのため弊社では、敷地環境調査を行い、その土地に合った家づくりを行っています。
(敷地環境調査とは、お施主様が検討されている土地に出向き、
周辺の環境や道路、隣接する建物、土地の状況、交通量や人通り、
さらに春秋分・冬至・夏至の日の日影などを調査し、報告書を作成しています。
お施主様にそれらのご報告を行い、説明した上で、設計しています。)
新しい住まいを模索中の方は、
ぜひ人にも環境にもやさしい「高気密・高断熱」住宅を検討してみてください。