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2019/09/20
設計・Nさんのお仕事をご紹介!
こんにちは。
今日は、波多野工務店 住宅事業部で設計を担当している・Nさん(一級建築士)のお仕事をご紹介します!
Nさんは、今年で入社14年目の中堅社員。住宅・不動産業界には怖い人が多い…なんてイメージは、すぐに崩れ去ってしまう、温和で優しい雰囲気をまとった方です。その穏やかな人柄ゆえ、専門は設計のはずが、設計以外の仕事の相談もあったり、打合せの依頼があったりと、社内外問わずいろいろな人に話しかけられていて、人望の厚いNさんです。
打ち合わせの様子
そんなNさんの主な仕事は、「図面を描くこと」以外にも「確認申請」や「敷地調査」というものがあります。「確認申請」は、建物や地盤が法令に適っているか公的機関に確認するもので、たくさんの申請書や書類を作成します。「敷地調査」は、計画地や周辺の環境、道路、隣接する建物、土地の状況、交通量や人通り、さらに日影などを調査・測量するものです。(→詳細はこちら)デスクワークだけでなくフィールドワークも多くあるんですね。
設計するときに気をつけていることは、「使い勝手・動線を考えること」。必ず図面ができた段階で、一度頭の中で生活してみる、朝起きてから夜眠るまでシミュレーションするそうです。収納の位置はここで良いのか?扉の開く方向はこれで良いのか?など細かくチェック・調整していきます。そのときに設計の鉄則から外れることもしばしばあるそうですが、お客様の希望や暮らしやすさを考えて、吟味に吟味を重ねるそうです。
苦労するのは、契約した時にはまだ家が完成していないこと、そして100人が良くないと思ったものでも、お客様1人が良いと思ったものが正解となること、を挙げられていました。ですから、主観で決めずに、お客様の立場に立って考えることを大切にされているそうです。ただし、構造が脆弱だったり住みやすさを損ねたりしているところは、お客様の希望には添えないので、そこをどのようにすり合わせていくのか、お客様の好みや性格なども考えながら悩むことも多いそうです。
ですので、引渡し後にお客様から「任せて良かったよ」とか「ありがとう」とか声をかけられたときは、喜びもひとしお。そのときは設計の楽しさ・達成感を感じるそうです。
このように、Nさんはお客様のことをとことん考えるからこそのプランニング・提案ができ、それがお客様の感謝の言葉・納得のお家づくりにつながっていくんだな、と思いました。設計のお仕事は幅広い知識が必要で大変なところも多い分、奥が深く、やりがいをとても感じられそうですね。
波多野工務店では、現在さまざまな職種を募集中です。
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