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2020/11/06
見学会に参加するときのポイント(注目ポイント編)
家づくりを検討されている方は、
まずは住宅展示場や現場見学会へ
行ってみるという方がほとんどだと思います。
今日は、見学会での
注目ポイントについてお話します。
ぜひ、あなたの理想の家づくりにお役立てください。
見学会にはいくつか種類があり、
構造見学会や完成見学会、オーナー様宅訪問などが
あります。
それぞれの見学会に合わせて、チェックポイントをまとめました。
基礎工事現場・構造見学会
建築途中の家を見るものです。
内装や床板などが張られる前に、
基礎や構造を見ることができます。
耐震性や耐熱性など住まいの「性能」を左右する工夫は、
見えない部分に多く施されているので、
その点を重点的に見ましょう。
注目ポイント
- 工法(木造軸組、パネル、2×4など)の確認
- 柱・梁などの素材や太さ、接合部や筋かいの配置
- 部材の管理状況(雨対策、害虫や腐食の対策など)
- どのような断熱材を使っているか、取り付け方
- 現場がきれいに整理整頓されているか
- 営業担当者や現場スタッフの対応
- 素朴な疑問に対する解説
自分の家のように大切に建ててくれる配慮や
工夫が随所に見られたら、とても良いですね。
完成見学会
建物が完成し入居前の「現実的な暮らし」を
知ることができます。
採光やプライバシーの確保などが、
どのようにされているのかを見ると良いでしょう。
注目ポイント
- 入居者の家族構成やライフスタイルに合った家になっているか
- 屋根裏や床下、配管など見えない部分も丁寧に処理されているか
- 壁紙や床材などを見て、施主がどんなところにこだわったか
- 各部屋の広さ、採光、収納、生活動線
- (老後の住まいを考える方は)バリアフリーへの配慮はどうか
- 実際に生活するイメージを確認(料理をしながらお子さんを見ていられるか、お掃除はしやすそうかなど)
- 営業担当者や現場スタッフの対応
注文住宅はお施主様ごとのご要望が
反映されていますので、
「なぜこうなっているのか」
「こういうことはできるのか」など、
質問してみると良いでしょう。
オーナー様宅訪問(居住住宅見学会)
実際に生活しているお宅に訪問をするものです。
家具を配置した後の状況を見て、
実際の広さをイメージしやすく、
オーナーの話を聞いてヒントを得ることもできます。
注目ポイント・質問例
- 住んでみてからの季節ごとの感想
- 光熱費の変化
- お気に入りポイントと反省点
- 家づくりで一番たいへんだったのは、どんなことか
- メンテナンスはどうか
- この会社・ハウスメーカーで家を建ててどう感じたか
見学会に参加するときの注意点
見学会は、そこに実際に住まわれる
お施主様のご厚意で行われています。
見学マナーは必ず守り、
汚れ・キズをつけないように、
手袋や靴下を着用し、
小さなお子様を同伴する場合には、
お子様から目を離さないようにしましょう。
間取りなどの情報も他人へ話さないようにしましょう。
見るべきポイントをおさえて、
上手に見学会をご活用ください!
そして、あなたの理想の家づくりに
お役立てくださいね。