ブログ
2018/08/10
注文住宅を建てる際に、どの会社に依頼するか?
注文住宅を建てる際に、どの会社に依頼するのか、一番に悩むポイントだと思います。
ハウスメーカーか、設計事務所か、工務店にするか、
どこが良いのか、自分に合っているのか、選ぶのが難しいですね。
以下、それぞれのメリットとデメリットを整理してみました。
【ハウスメーカー】
大手の場合は工期の短縮や品質の安定化を実現し、工期が比較的短いです。
その規模によりスケールメリットがありますが、
(建築材料の大量生産や大量発注ができるため、
材料費に関しては原価を大幅に抑えられます。
その一方で、設計の自由度が制限されるというデメリットもあります)
広告宣伝費や販売促進費をたくさんかけているため、
最終的な価格では高くなりやすい傾向があります。
【設計事務所】
建築士が在籍し、設計に特化している(施工は別の工務店が請負)ので、
デザインや住み心地にこだわった住まいを考えてくれる提案力が魅力です。
設計事務所ごとに個性が強く、さらに建築士との相性にも左右されます。
相性が作品(=建築士の中には建物を作品と考えている方もいらっしゃいます)にも影響を与えます。
また、施工費用とは別に、設計料・監理料を設計事務所に支払う必要があるため、
金額は一般的には高くなります。
それでは工務店は、どうでしょうか?
【工務店】
独自の仕様やプランの制限がないことが多いので、
敷地の条件やお施主様のこだわりにあわせた家づくりに対応しやすいメリットがあります。
(その分、ハウスメーカーに比べて工期が長くなることもあります。)
また、地域に密着しているため、
気候風土やその土地の慣習、交通状況などにも詳しく、きめ細かな対応もできます。
さらに、お引渡し後も相談がしやすい、価格がリーズナブル、ということもメリットです。
しかし、設計事務所と比べると、
提案力がイマイチ…と思われている方も多いのではないでしょうか。
一般的に工務店には、
デザイン力や建物プランの提案力を持つ設計者がいないことが多いです。
しかし弊社では、設計の担当者が在籍し、プランを提案させていただいております。
設計担当者は、お客さまの要望をただ聞くだけではなく、
要望に対して「そういう理由ならこうしましょう」とか「こうする方法もありますよ」と
住まわれた後のことを考えて提案を行っています。
常に、どうすればお客さんに満足のいく家ができるのかを考え、
お客さまの目線で物事を見て設計しています。
実際の住みやすさや居心地の良さなどは、
こういった提案から実現しています。
それぞれの会社の良さを知り、
お客さまに合った会社を選んでいただければと思います。