こんにちは！
I様邸の改修工事を行っています。1日の作業をレポートします。

1)柱の入れ替え

　

柱の根元の部分が経年劣化により損傷していました。

こうしておくと安全ですね！

2)防蟻(ぼうぎ)処理

シロアリ被害を予防するためのものです。
木材の表面にシロアリの嫌う成分を含んだ薬剤を塗ります。

3)筋交い(すじかい)工事

筋交いとは、柱と柱の間に斜めに交差するように木材を設置し、
木造構造をより強固に補強することです。これで丈夫になりました！

4)先行配管

床がふさがれないうちに給水管や排水管などを配置します。
見えなくなるところもていねいに施工します。

5)瓦の張り替え

天候に恵まれ、効率良く進められました。

6)梁に補強用の梁を造作

元の梁の下に新たな梁を加えて、強度を増しました。

ひとつひとつの作業を丁寧に行っています！
このような工程を行うことで、建物構造の強度が増し丈夫になるので、
安全に永く住みつづけていくことができます。

最後に。天井をめくると、構造の中に丸太を見つけることができました！

小屋束(こやつか)に麻紐で棟札(むなふだ・むねふだ)の入ったカゴもあり、
昔ながらの風習が見られました。

棟札とは、上棟のお祝いとこれからの工事の安全祈願をしたものです。
当時のお施主様ご家族の想いを感じます。また、立派な建物だったことがわかりますね。

このような現場はなかなか見ることができないので、とても勉強になりました♪

引き続き、安全に気をつけて作業してまいります！
どうぞよろしくお願いいたします。