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2018/06/29
施主支給についての弊社の考え方・姿勢
こんにちは。
今日は、設備や建材などをお施主様が購入し手配する、
いわゆる「施主支給」について、
弊社の考え方・姿勢をお伝えします。
「施主支給」という言葉、聞いたことがありますか?
通常、設備や建材などは、
納入ルートを通じて、製造メーカー、代理店、現場へと届けられ、
取付費も建築費の一部として、住宅メーカーからお施主様に請求されます。
その一方で、施主支給とは、
お施主様が製品を自分で購入して現場へ届け、
取付だけを大工や設備業者、メーカーの施工業者が請け負います。
「好きなものを選びたい」「コストダウンしたい」とのお考えから、
施主支給を検討する方も多いと思います。
結論を言うと、施主支給は必ずしもコストダウンになるとはいえません。
しかし、「好きなものを家に取り入れられる」ということから、
理想の家づくりに近づける、ということは言えると思います。
取付費や運搬費を合わせると住宅メーカーを通じて
購入した方が安くなる場合もあります。
また、運搬時の破損・故障のときにお施主様ご自身での交渉が必要だったり、
施工に間に合うように購入し届けたり、
納品までは保管したりもしなければなりません。
住み始めてから故障した場合、
製品に問題があるのか、施工に問題があるのか、
責任の所在がわかりにくく、対応が遅れてしまうことがあります。
製品の値段だけでなく、関連して発生する
費用(取付費・運搬費・取付に関する調査費など)も考慮すること、
また、竣工後のメンテナンスや補修なども必要なので、
建築時のことだけでなく、将来的なことまでも含めて考慮することが重要です。
以上、注意点ばかりを挙げましたが、
弊社は施主支給を否定しているわけではありません。
海外製品の一部や、作家さんによる一点物、納入ルートがない商品などは、
お施主様に支給していただいたほうが良い場合もあります。
お施主様の理想の家づくりに近づけるよう、
一緒に努力していきたいと考えております。
施主支給されたい場合は、ぜひご相談ください。
取付にかかる費用や、その後のメンテナンスにかかる費用を考慮したお見積もりを提示し、
お施主様に納得していただいた上で、施工いたします。
施主支給をして自分の家を建てたいとお考えの方、
また、施主支給をしたいが、どの住宅メーカーにも断られてしまったという方は、
ぜひ弊社を選んでみてください。