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2020/06/19
家具のメンテナンスをしました。「ソープフィニッシュ編」
いよいよ梅雨入り!ジメジメいやな季節がやってきました。
こんな時は家具のメンテナンスでもして、家具の美しさを取り戻し、
気分も気持ちも良くしちゃおう!と張り切る、
波多野工務店(ナチュリエ名古屋)の堀部です。(笑)
梅雨どき、久しぶりの夕焼け
今回の家具のメンテナンスはソープフィニッシュ。
北欧の家具が好きな人はご存じだと思いますが、
エコでやさしいメンテナンスです。
特に仕上がり後はオイルフィニッシュと違って
濡れ色にならないため白木の家具には最適です。
座面のギャッベも20年間使用してます。
今日は私の愛用の椅子をメンテナンスしていきますが、
まずは椅子のご紹介。
この椅子はデンマークのボーエ・モーエンセンがデザインした
フレデリシア社のJ39シェーカーチェア。
かれこれ二十数年前、はじめて購入した北欧家具。
ずーっとメンテナンスしながら愛用しているので愛着が湧きまくってます(笑)
泡、あわ、あわ……ちょっとテンションあがるゎ!
さてソープフィニッシュとは石鹸を使って汚れを落とし、
石鹸の塗膜で汚れを付きにくくするメンテナンス。
石鹸はもちろん植物由来の無添加・無香料タイプのものを使用。
ぬるま湯で石鹸をとかししっかり泡立てしてスポンジで汚れを落としてゆきます。
いよいよ、汚れ落とし
泡をふき取るときは、完全にふきとらず、
石鹸の油分は残しておきます。
しばらく乾かしたのちに、水に一度濡れた木は
少々けばだつのでサンドペーパーでやさしく研磨します。
最後に乾拭きとブラッシングで仕上げ。
完全に油分を取らないように!
1年ぶりのメンテナンスで汚れをシッカリ落として気分爽快!
メンテナンスの前後。きれいになりました。
自分が気に入ったものをちゃんと選ぶ。
ちゃんとお気に入りを選べば、大切に扱う。
少し手間はかかるがメンテナンスもしよう。
自然素材なら経年変化も楽しめます。
思い出も少しづつ増えてゆきます。
20年使い「きっと自分が持っているこいつが誰の物よりかっこいい」と
思ってます(笑)
これからも大切に使用して、30年、40年、と使い込んでいこうっと!
シンプルで素朴なたたずまいが気に入ってます。