ブログ
2020/12/01
「建て方」とは何?H様邸の建て方を行いました!
こんにちは。先日、H様邸の建て方を行いました。
次々と柱が立ち、梁がかけられ、
お家の骨組みが組み上がりました。
さて、このブログでもたびたび登場する「建て方」という言葉。
どんなことをするのかな?「上棟」と違うのかな?と
疑問に感じている方も多いと思います。
今回は、改めて「建て方」についてご説明いたします!
建て方とは?
基礎の上に、柱や梁などの構造材を組み立てることで、
棟上げ(上棟)までの作業のことを指しています。
棟(むね)というのは、棟木(むなぎ)のことで、
構造の最上段に使われる横架材です。
棟木を組み上げるので、棟上げ・上棟というのですね。
上棟と建て方の違いは?
「上棟」も「建て方」も、
建築工事の内容としては同じ作業を指しています。
上棟には、建築儀礼の意味合いが含まれています。
上棟式は、はじめて家の形が表れたところで、
神様に工事が順調に進んでいることに感謝し、
無事完成することを祈るものです。
一方、建て方は、工事の作業内容を指しているんですね。
近年は、上棟式をすることはほとんどなくなっていますので、
建て方との違いがますますなくなってきているようです。
建て方の注目ポイントは?
建て方では、現場に加工された木材がどんどん運び込まれます。
クレーン車で吊り上げたり、大工さんの掛け声があったりと、
とても活気づきます。
建て方は、建築の規模や状況で変わりますが、
たいてい1日ほどで、一気に家の構造ができあがります。
1日でそこまで!?と思われる方もいらっしゃるかと思います。
最近では、あらかじめ加工をされた材料が入ってくるので、
たいてい1日で完了するのです。
お施主様にとっては、家の形もハッキリとして、
目に見えて「家ができるんだ!」と実感できる瞬間です。
その迫力や、大工さんの無駄のない動き・技術を目の当たりにし、
忘れられない思い出に残る日になると思います。