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2024/06/13
ベランダ防水工事をしました
みなさん、こんにちは。
アフターメンテナンスを担当をしております
小林です。
アフターメンテナンスとは、
建築後の住宅を定期的に点検し
必要なメンテナンスを実施しております。
今回レポートするのは、
ベランダの防水工事についてです。
ベランダ防水とは、
建物の屋上部分や各部屋のベランダに
雨が浸透しないようにするための施工です。
一般的には床材の上に防水塗料を
重ねて「防水層」を作り、
その表面にさらに「コーティング専用の塗料」を
塗ることで構成されます。
防水工事にはさまざまな種類がありますが、
実施したのは既設FRP防水工事です。
FRP防水とは、
繊維強化プラスチック
(Fiber Reinforced Plastics)を使って
防水工事を行うことをいいます。
軽量かつ、丈夫で熱や腐食などに強い性質が
あります。
実際の工程をご紹介いたします。
(においと粉塵(ふんじん)が発生するので
室内からの写真撮影となっております。)
まずはじめに、
既設の防水面をヤスリ使って削ります。
密着性を良くするための作業です。
↓
次に、プライマー(下地材)を塗ります。
更に密着性が良くなります。
↓
そして次の工程はプライマーが乾いたら、
FRPの防水層を作っていきます。
ガラスマットを床面や立ち上がり部分に敷き
その上にポリエステル樹脂を塗って、
ガラスマットに浸透させ、
中に入ってしまった空気を抜きます。
↓
空気を抜いたガラスマットの上に
中塗りを行います。
ガラスマットの凹凸を無くす役割と、
防水機能が向上します。
↓
次は、防水面をヤスリがけして
凹凸をなくします。
仕上がりに影響するので大切な作業です。
↓
最後に仕上げのトップコートを
塗装して完成です。
1日乾燥させてから使用可能になります。
左:防水工事をする前
右:防水工事をした後
見比べてみると、した後と前では
違いがありますよね。
とても丁寧に工事をしていただき、
職人さんありがとうございました。
ベランダのFRP防水は環境にもよりますが
耐用年数は約10年ほどなので
経年劣化でそのままほかっておくと、
雨漏れなどにつながる恐れもあります。
何かお家のことでご相談がありましたら
お問い合わせフォーム
または、下記の電話番号にてご相談ください。
以上、小林でした。
今後もこういった工事の様子を
あげていきますので
お楽しみに!